2020年を振り返って
2020年は誰にとっても印象に残る年になってしまいました。本来、日本ではオリンピックが開催され、多くの訪日外国人が来て賑わっている年だったはずなんですけどね。
そして、オリンピック後の景気がどうなるのかが心配されてはいましたが、まさかこのような形で経済がズタボロにされるとは思ってもいませんでした。。。
そんな2020年でしたが、個人的な振り返りも大晦日を迎えたのでしておきたいと思います。
目次
遥か昔に感じる年明け
年末になって1月のことを思い出そうとした時に、当時の出来事が遥か昔のことのように感じるのは毎年のことではあるのですが、今年は尚のこと年明けが遥か前の出来事のような感じを受けてしまいますね。
改めて振り返ると今年の正月は河口湖に行ってたんですね。そういえば2020年は飛躍の年にしようと考えていて、富士山の近くから年を始めようと思って旅行したのでした。
旅行してはいますけど、2019年末から仕事の話がいくつか来ていて、その案件をまとめるためにバタバタしていたのを思い出します。取れなかった案件もありましたが、無事案件を受注できたものやこれから受注できるであろう案件などもあったので、少しばかり余裕なツイートをしてました(笑)
結局TwitterもInstagramも交流を持てるアカウントにはなっておらず、相変わらず独り言ばかりにとどまっているのでこの時の目標は達成できていないわけですが、仕事の方はこの後ガラッと状況が変わるとはこの時は本当に想像すらしてませんでしたよ。
そして、1月にはもうマスクの買い占めが始まっていたし、日本での感染者も出てたんだということにもちょっと驚きました。2月末から3月くらいから騒がれてた印象が強かったので。この頃にはなんとか売上の目処が立ち始めていたのですが、あとほんの少し早く感染が広がるのが早かったら確実に2020年を乗り切るのが厳しかったかも…と考えると今でもラッキーだったと感じます。
フィクションの世界じゃなかった
「緊急事態宣言」的な言葉を自分に関係するところで聞くことになるとは思いもしませんでした。そう考えると日本に住んでいるとなんだかんだで平和な暮らしを送れていたのだなと改めて感じる機会にもなった気がします。
緊急事態宣言が発令され、外出自粛や休業要請が行われたことで多くの店が営業を取りやめ、外出する人が大幅に減った街をマスクをしながら歩いていると本当に不思議な感覚になりました。外では常にマスクをして歩き、東京とは思えない人の少ない街を見ていると映画やアニメ、漫画のようなフィクションの世界に入り込んだような気になったのです。残念ながらフィクションの世界ではなくて現実の世界だったのですが。
それに加えてビジネスの世界も大きく変化しており、急にビデオ会議を使う機会が増えてきました。長い間働いてきてビデオ会議を利用する機会はほとんどなかったのに、今年はこれまで利用してきた回数を速攻で超えるほどビデオ会議を使ってやりとりをするようになりました。
テレワークに関してはもっと早い段階から移行していたので私自身はあまり変わっていないのですが、周りにとってはテレワークや在宅勤務の採用が与える影響は大きかったようです。テレワークや在宅勤務を経験して「意外と在宅勤務でも仕事ってできるんだな」とわかってこれからの働き方を考える人が周りに増えた気がします。
ここまで働き方が変わるなんて今年の頭には考えていなくて、これ自体も日本では特にフィクションの世界だったものが現実化したような感覚を持ちました。もちろん、会社によってはまったく変わってないところも多いでしょうけど。
なんだか、今まではそういう世界もあるよね、くらいの話だったものがどんどん現実化していく体験をできたこと自体は悪くなかったなと感じています。
なんとか生き残れた
2020年をなんとか生き残れた。これが本当に自分にとって大きな出来事だったと思います。知り合いの経営者や個人事業主の方々が日々元気がなくなり、一部は廃業したり事業縮小したりと、周りを見るとコロナの影響が本当に大きかったのだと痛感する夏以降でした。
そのような状況下でこうやって振り返りの記事を書くことができているというのは本当に幸せなことです。先程書いたように、それどころではない状況になる可能性は十分にありましたからね。
まだまだ状況は落ち着いておらず、自分を含めて来年どうなるのか先は見えない部分が残っていますが、今日のところは無事1年を終えられることに感謝しつつ過ごしたいと思います。
人生の転機に
今年影響が大きかったことの1つとして親友が東京転勤でやってきたことも挙げられます。定期的に連絡は取ってましたが、久しぶりに近くに住むことになりじっくりと話をする機会が増えて刺激をたくさん貰いました。
親友だけあって似通っている部分も多くて本音で話せることも多いし、違った経験をしてきたことから出てくる異なる部分から学ぶことも多かったです。
そして、2021年に再び全力で駆け抜けていこうという気持ちになれたのも親友が近くに来たことが大きく影響しています。これまでも確かに頑張ってはきましたが、気が緩んでいたのも間違いなくて、また全力で人生を生きようと思えたのは本当にありがたい話です。
2021年は絶対に全力出します。これは確定事項なので一直線に進んでいくでしょう。
力が欲しい
全力で生きてなかったのかって話ではあるんですが、いろいろあってここ数年は自分自身が生き残ることしか考えないようにしていて、生き残れることがわかった時点で緩めてました。
今回、このような状況になって助けが必要な人が周りにも数多く出てきました。多少は助け舟を出せる余力はあったものの、やはり限界というものはあって悔しい思いもしたのが事実です。
お金がすべてではないし、他の形で助けられる部分もあるとは思いますが、お金も含めて人を助けられる力が本当に欲しいと感じた1年でもありました。
2021年からはそのような場面に出くわした時にサッと手を差し伸べられるだけの力を蓄えて行きたいと思います。自分自身を蔑ろにしてまで人を助けるってのはおかしな話なので、あくまでも自分自身のことはちゃんとした上で人を助けられる力をつけるには継続して動くしかないですからね。
来年以降はガッツリ動いて力をつけたいと思います。
大変だったけどあれがあって良かった
繰り返しになってしまいますが、2020年は多くの人にとって大変な年になりました。
それでも、この年があったからこそ今の自分が良い方向に進めたと後から振り返って思えるような生き方に変えていくことが2021年は必要なのかなと思います。
そんな思いを持ちながら残りわずかの2020年を過ごしていきたいと思っています。
今年1年もありがとうございました。皆様、よいお年を。
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