起死回生をはかるには困難が多すぎて…どうすりゃいいんだろ
いとひろ(@soxbidwhwork)です。
先日書いた記事に関してまた書きたくなったので改めてグダグダと書き連ねていこうと思います。
本来新たなビジネスを立ち上げるとしたら「お金」「人」「時間」の余裕をきちんと持った状況で取り組まないと厳しいのではないかという内容のことを書きました。特に「お金」の部分に関しては重要であって、何をするにしても「お金」は必要なのは間違いないだろうと思っています。先立つものがないが故にチャンスを生かせない場面ってのは本当に多いですからね。。。
そう考えた時に、本業が順調で売上や利益を更に拡大させるために新規事業を立ち上げる場面は問題ないのだけれど、起死回生をはかるために新たなビジネスを始める場合はそもそも本業の方が順調とは限らないケースが多いので成功させるのが本当に大変だろうと思うといった話を前回の記事では書きました。
それについて考え方や見方が変わったので新たに記事を書こうと思ったわけではなくて、それについては今でも同じように考えています。今回はモヤモヤを感じてしまう状況をもうちょっとだけ詳しく見ていきたいだけです。
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<ざっくりした状況>
1.本業で生活はできているが、新規ビジネスに必要な資金は借り入れが必要(お金)
2.限られた人数で動いているので新規ビジネスは本業と掛け持ちで行う(人)
3.本業の労働時間も必要なので新規ビジネスだけを行うことはできない(時間)
ざっくりした状況を書いただけですでに「無理じゃない?」と結論づけたくなってしまいますが…もう少し話を続けてみたいと思います。
<お金の件>
私も起業するタイミングで借り入れを行なったのですが、あくまでも「心に余裕を持ちたい」ために借り入れを行なった面が大きいです。当初想定していない状況に陥った時に補填するためのお金を自己資金以外に持っておきたかったという形ですね。もちろん、借り入れする時はどのような用途で利用するのかとかを明確にしなければならないのでそんなに大きな額を借りようとも思っていなかったですが、多少なりとも余裕資金があるとチャレンジしやすい状況は生まれました。
それに対して、今回の件に関しては必要経費が事前に決まっているので借り入れはそのまま使うことになります。借り入れ額のほとんどがビジネスへの投資に回ることから、そのビジネスが失敗した場合借金だけが残ってしまいます。そして、事前に用途が決まっていることから突発的に発生した経費分は自己資金から出さなければなりません。借り入れしたものの、余力を残せる状況ではなさそうなのが心配です。
<人の件>
小規模な会社のため、基本的には本業をするための人員しか雇っていません。事業内容の転換ではないので、本業は今後も継続する予定となっているため、本業をやりながら新規ビジネスを行う形になります。
ビジネス拡大に向けて必要な人材の目処は立っており、雇い入れて事業を任せられる人はいます。ただし、お金の問題にもなるのですが、現時点で新たに雇用するだけの資金的な余裕がないため新規ビジネスで売上が作れるようになるまでは人員の追加は難しい状況になります。
<時間の件>
上述の通り、本業も引き続き行なっていく予定かつ人員も現状のままで新規ビジネスに取り組んでいきます。そのため、本業にかかる時間は変わらず、新規ビジネスへの取り組み分だけ労働時間が伸びる計算になります。本業も新規ビジネスも労働集約型ビジネス寄りであるためどちらのビジネスも労働時間は一定時間必要になります。
人が増やせるまでは1日24時間の中で2つのビジネスをやりくりする必要が出てくるので、恐らく睡眠時間を削って…という話になりそうです。それも大きな問題なのですが、それぞれのビジネスには当然お客がいるのでその対応を行う場面が重なってしまう可能性が非常に高い点がもっと問題に見えます。多少はやりくりできるでしょうが、人数が多いわけではないのでパンクしてしまう時間帯が必ず発生すると言ってもいいでしょう。そこに関しては時間のやりくりだけで乗り切れるわけではないので、人を増やさないとどうしようもなくなりそうです。…しかし、人を増やすにもお金の問題があるので…以下ループって感じですね。
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「確実に失敗する」と言いたいだけじゃないかと思えるような内容を書いているのですが、「この状況からどうすれば成功につなげられるだろうか」を必死で考えようとしているところなんですよね。私自身はまったく無関係な話なのでそんなことをする必要はないのですが、今後自分もいろいろなビジネスを始めてみたいと思っているからこそいい思考練習の教材になりそうだと思っています。知り合いには申し訳ないけど(笑)
まだ考え始めたばかりなのでこれといった妙案が浮かんでいるわけではないですが、「お金」「人」「時間」の観点から対策を考えてみたいですね。自分だったらどういう施策を打つだろうかってことを考えることでいざそういう場面になった時にその時の思考練習が役立つこともあるでしょうしね。
一応、どのような視点で考えようかなってところを忘れないうちにメモしとこう。
お金
ー 借り入れ額の大小の視点(たくさん借り入れできた or 少しだけ借り入れできた)
ー 返済のタイミング(速攻で返済 or 時間をかけて返済)
ー 必要経費以外に発生する経費の予測
ー 新規ビジネス成功に向けた投資先の優先度
人
ー 雇い入れできるまでの役割分担と負担軽減に向けた取り組み(内製 or 外注など)
ー 追加の雇い入れを行う順番(営業力ある人→バックオフィス業務できる人、など)
時間
ー 本業の効率化
ー 新規ビジネスの省力化(ポイントやターゲットを絞る?など)
ー 本業と新規ビジネスの注力時期のタイミングをずらせるのか?
適当に思いついたのが上のようなことですが、当然知り合いのビジネスについて詳しく知っているわけではないので自分のビジネスの場合ということでそのうちまとめてみますかね。たぶん記事にはしないと思いますけど。
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